居住制限区域「福島県飯舘村」の犬達

にゃん太

   みにゃさまっ!

   大変お世話になっていながらも放置が続いておりすまにゃいです!

   にゃんにゃんBOXも先週の土曜で全ての発送が終わり

   その最後の方のBOXも昨日無事に届いたとの連絡が入りました!

   これで今年もなんとか終えることができてほっとしてます。

   多くの方々が BOXが届いて記事にしてくれたりしているのにも

   そのお礼にも伺えず今に至っていることほんと申し訳にゃいです。。







   寄付の方につきましては・・

   実は・・今回はまだ完全決定までいけてなくて

   何度もマイ太郎さんとじっくり話して

   色んな角度から検討しながら、悩みまくっております。

   でも先ほど・・電話である程度決める形までもっていけましたので

   あとは少し調整して最終決定ができそうです!

   決めたらすぐにその方達にはお振り込みする予定ですので

   またこの件については、後日報告させていただきます。








   多くの方々の想いと願いが詰まったお金ですので

   これを見守ってる方も含めて100%全ての方が納得する相手を選ぶということは

   きっと無理なことなのだろうけれど

   出来る限り今をしっかり見つめて、みんなによかったと思ってもらえるような形に

   しなければならないと。。年々深まる悩みでありまする。。








   さてっ!

   にゃんにゃんBOXそして・・にゃっ展感謝祭と・・

   怒濤のスケジュールに、連日連夜の徹夜が続いてしまっていたのですが

   スタートして70名を超える方々から一気に注文をいただいた感謝祭の発送も一段落となった一昨日・・

       【あっ!まだ感謝祭は開催中ですぅ~っ♪こちら→
        追加作品もFBで告知しながら順次販売しますっ!】




   以前から予定していた福島の飯舘村へボランティアのために行ってきました。

   このタイミングを逃してしまうと雪が降って

   あの山道を走れなくなってしまうので、この日行っておかねば・・という

   タイムリミットでもありました。






   この村は原発から20余kmに位置しながら計画的避難区域に指定され、

   全村民が避難を勧告された村です。






   この村には一緒に避難し連れて来る事が出来なかった犬猫達が

   あの震災から4年9ヶ月経った今も・・

   飼い主が居なくなった家に残されています。

   その数はかなり少なくなったとはいえまだ100軒あまりあるそうです。

   その子達は時折帰村する飼い主さんと、多くのボランティアさんの手によって

   なんとか生きることができているのですが・・








   飯舘村の犬達は、元々番犬として家を守るために必要とされ

   飼われている犬がほとんどでした。








   そのため、無人となった村は、心ない人達によって

   荒らされることも多いためか・・

   家を守るために繋がれたまま、その役目をずっと背負わされ

   家主が普段居なくてもそこに居続ける事を課せられている犬達なのです。







   もちろん!そういう飼い主さんばかりではなく

   我が子だから!!・・っと避難先の仮住まいの家に連れてきて

   一緒に暮らすことを切望しながらも

   ペットと同居する事が許されないために泣く泣く

   週に何度か通って世話をしている飼い主さんもいます。








   こうして繋がれたまま残された犬達は

   夏の過酷な暑さに耐え・・

   冬はマイナス10度に達し飲み水も凍ってしまう凍てつく寒さに耐え・・

   なんとかこの4年以上の間を生き抜いてきた子達。。







   その過酷な環境や、野生動物に襲われたりして・・

   この間に命を落とした子達もいました・・



   この地にこれまでボランティアで入った多くの方々が

   勝手に保護して連れてくることができない・・

   この繋がれた子達をどうすることもできない現状に胸を痛め

   何度となく涙を流してきました。







   しかしこれ以上繋がったままにしておけない!っと・・

   立ち上がった有志の方々によって、昨年2月・・

   この子達を保護して預かるシェルターが作られました。








   でも・・だからといって簡単に保護ができるわけではなく、

   この番犬として残された犬達の飼い主さんを説得することはとても難儀な問題でした。




   私達はごく当たり前に・・・

   <犬猫を家族として慈しみ室内を中心に一緒に暮らすという価値観>をもっているけど

   これとはまるで異なる考え方で

   「家を守ってもらうために、保護されては困る」

   「週に1度世話に行ってるんだからいいだろう」っという感覚で


   我々にはなかなか分かち合う事が出来ない気持ちで飼っている人の心を

   少しずつ溶かしていきながら、なんとか説得を繰り返してやっと保護ができるのです。

   しかも・・そこに飼い主さんが住んでいないために

   家主と連絡を取る事も簡単ではありません。








   どうしても・・

   繋がれたままの犬が不憫で可哀想で、なぜ!保護してはいけないのかっ!!

   無償で預かるのに、どうしてそれを良しとしないのか?

   そう思い、苛立ちを感じずにはいられませんが・・



   しかしそれで飼い主さんを非難する事は簡単だけど

   そうして問題が解決する事ができたら、すでに解決されているはず・・



   家を突然失い、生活が一辺し、今後の見通しもまるで見えてこない絶望の淵に
 
   無情にも叩き付けられた人々の気持ちも、そう簡単に推し量れるものではありません。








   さらに、風習や習慣が違う異国の人に、それをぶつけてもその考えを変えさせる事が

   到底困難であると同じように、説得することの難しさは想像ができます。

   ともすると・・言い方に気を付けないと意固地になって、

   かえって保護が遠のいてしまい

   世話をする事さえも出来なくなることもあります。


   そしてもしも勝手に連れて来てしまったら・・飼い主から訴えられ、

   シェルター自体の存続も危ぶまれることになり、保護している他の子達にも影響が及びます。








   居住が許されない居住制限区域の村には、このシェルターの設置ももちろんのこと

   国の許可がとれるわけではありません。

   でも、それでも、犬猫達の命がかかっているから

   そんな事は言っていられないと建てられたシェルターなので

   何か大きな問題が起きると、強制撤去される可能性もあります。






   そんな保護しようにも思うように進まない

   どうにもならない現実が立ちはだかり、繋がれた子達がいるのです。









  今回ここへ行ったきっかけは・・

  福島の犬猫達に給餌のボランティアの方々がいることを知ってはいたけど

  こういうケースもあるという事を・・

  先日宮城で開催した「にゃっ展mini」でお手伝い頂いた方に教えられ

  その彼女がここでボランティアを時折していると聞いた時から

  「一度行こう!」と・・心に決めていました・・。








  そのシェルター「福光の家」には、放浪していた子達など含め、

  説得して保護することができた犬達が現在20数頭いて、

  多い時には30を超える時もあったそうです。

  ほとんどの子は飼い主さんが戻ってくる日まで無償で預かっている犬達ですが

  なかには飼い主さんの了承を得て、里子に出された子達もいます。

  しかし、保護されてから病気や寿命で命を失った子もいます。








  一昨日、このシェルター・・そして飯館村で・・

  見たこと、感じたこと・・

  それをどこまでちゃんと伝えられるかわからないけど

  今この瞬間にも・・飯舘村では・・

  こういう子達が精一杯生きてるんだよっ!!っということを

  みんなにも知ってもらいたくて・・

  きっと長くなっちゃうけど・・それを書き留めておきたいと思います。

         っと・・明日に続きます。。。。



Posted byにゃん太

Comments 15

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のだ空  
No title

忘れてはいけませんね!改めてそう感じました

2015/12/19 (Sat) 23:54 | EDIT | REPLY |   
seinatouch  
No title

おはようございます(^-^)♪
転載させていただきました(^-^)♪

2015/12/19 (Sat) 07:20 | EDIT | REPLY |   
リネンまま  
No title

本当に お疲れ様でした。
まだまだ 現状は厳しいのですね。。。
知らせてくださって ありがとうございます。
まずは 知ることから 始まりますものね。
転載させていただきます☆

2015/12/18 (Fri) 00:33 | EDIT | REPLY |   
さくらプリン  
No title

こんばんは。
お忙しい中、実際に行かれて
感じた事を記事にしてくださってありがとうございます。
写真を見て、胸が詰まりました。。

これから寒くなりますし、繋がれた子達は、どんな思いでいるのだろうと考えると苦しくなりますね。

飼い主さんの考え方も様々で
難しさもありますが、
活動されて
救われた子達もいてよかったです。

こちらでも形は違うかもしれませんが
駅で福島の動物保護活動や支援活動をしているのを拝見した事があります。
心を寄せれたらと思います。。

2015/12/17 (Thu) 22:08 | EDIT | REPLY |   
すずとめい  
No title

想像を絶する忙しさの中で行って来られたのですね
本当にご苦労様です

この子達の境遇を考えると涙が溢れます
何か私に出来る事はありませんか

2015/12/17 (Thu) 19:09 | EDIT | REPLY |   
ゆうちゃん  
No title

にゃん太さん~今度、来年1月に東京に引っ越しをする事になったの。
また記事にいしますが、今度の賃貸物件では「大型犬可」の物件を決めました。
まずは~可哀そうなワン子がいたら・・引き取りたいとも~考えてます。
見てて~泣きそうになりました。

2015/12/17 (Thu) 18:32 | EDIT | REPLY |   
わか  
No title

にゃん太さんお忙しい中
お疲れ様でした!

家を守ってこその番犬との思いを持って
飼われている方からすると
ボランティアさんの気持ち
なかなか汲み取ってもらえない事なのですね…

内情を知ると様々な事が
障害になりえるんだと
考えさせられました。

2015/12/17 (Thu) 13:50 | EDIT | REPLY |   
ねこたつ  
No title

本当にご苦労様です。
そして、ありがとうございます。
飯館ではないですが、私も知り合いが福島には多く居て、
避難地域に当たる所に住んでた人も、
そして亡くなった方も、何人も居ます。

でも、それでも、
「被災地の事ばかり、考えてられない!」
そう言う人も、いっぱい居て、
被災した「人間」にさえ、優しく出来ないのに、
ましてや動物になんて!と言う人の方が多い気がします。
善意のボランティアなのに、「不法侵入」で捕まったり…。
そんな事が、現在も起きているって事を、
他の場所に住む人々は、知りもしない。興味もない。
「私は、私の事でいっぱいいっぱい!」
それも事実でしょうが、それでいいの?と、もやもやします。
個人的な協力は、わずかの募金になってしまいますが、
それでも忘れずにいたいです。
こういう記事を書いて下さること、本当に感謝します。

2015/12/17 (Thu) 13:03 | EDIT | REPLY |   
ぽっぽnekochan  
No title

おはようございます~(^^)/

すべては、原子力発電所からの放射能漏れで町や村が壊滅されてしまった状態のままで4年が過ぎているんですね。
家族同然の、犬猫、家畜もそうかもしれませんが、みんなが心を痛めている問題に、
ずっと光をあててくださっているボランティアさんがいることを、同じ動物好きな私たちは忘れてはいけないと思います。
その現場に、多忙のニャん太さんが行って下さり、今の現状をレポートしてくれて、
忘れているかもしれない考えさせられる現場を、多くの皆で直視して、
また、それを、自分だけではとても小さな小さな力だけど、少しでも支援できる力になって行きたいと思いました。

2015/12/17 (Thu) 09:55 | EDIT | REPLY |   
misae  
No title

ほんとにお忙しい中お疲れ様です!!
まだまだこんな犬たちもいるんですね。。。
これから寒くなるしこの子たちもたいへんですよね。
こうして知ることができるのもありがたいことです!
お疲れさまでした!

2015/12/17 (Thu) 09:42 | EDIT | REPLY |   
はなまま  
No title

にゃんにゃんBOX、感謝祭と怒涛のスケジュールが一段落して休む間もなくボランティアへ・・・
本当にお疲れさまです
とても辛い現場だったでしょう・・・
あれから4年経ってても続いている過酷な現実・・・
想像しただけでも胸が詰まる思いです。

2015/12/17 (Thu) 09:13 | EDIT | REPLY |   
samrin  
No title

おはようございます

にゃんにゃんBOX感謝祭お疲れ様です

あれから4年余り
まだまだ改善されてない事がたくさん
わんちゃん達も辛い日々を過ごしているのですね
飼い主さん達も辛い事でしょうね
繋がれたまま時を過ごすなんて可哀そすぎます
お散歩したいよね
胸が苦しくなります

にゃん太さんそんな現場へ行かれたのですね
記事拝見するの辛いかも知れませんが頑張って
拝見させて貰いますね

2015/12/17 (Thu) 08:50 | EDIT | REPLY |   
rika  
No title

にゃん太さん行かれたんだ!
つらい現場だったでしょう。
犬達のことだけ考えてできることならまだなんとか方向性固まらせることできそうだけど、犬は飼い主とセットで考えないといけないから難しいでしょうね。
繋がれたままでっていうのには涙出る…。

2015/12/17 (Thu) 07:30 | EDIT | REPLY |   
白茄子  
No title

ガンマンさんの所へ行ってらしたんですね。
飯舘や浪江に残された犬猫たち
過酷な環境に耐えて頑張ってる犬猫たち
そんな彼らの元に毎日給餌に通う人
毎日見回って彼らを見守ってる人もいる
週1、月2、月1、遠くから給餌に
ずっと4年以上通って来てる人達がいる

人が住めない過酷な環境にいる犬猫たち
そんな彼らを保護してくれてる人達がいる
家族に会えるまで、一緒に暮らせるまで
見守ってくれてる人達がいる

私たちは直接的に手伝うことは難しいけど
物質的応援支援しか出来ないけれど
今でも飯舘や浪江で頑張ってる犬猫たち
それを応援してくれてる人達のこと
私たちは覚えておかなければならないと思います。

2015/12/17 (Thu) 06:13 | EDIT | REPLY |   
Jenny  
No title

そうだったのですか。。。
まだまだ知らない事ばかりで。。。
どんなにみなさん辛い思いと苦労をされてきたことでしょう。
これで少しでも多くのワンちゃん達が落ち着いて暮らせるようになるといいのですが。。。
にゃんにゃんBOX!ご苦労様でした。
今年も何もお手伝いできず。。。すみません。
落ち着いたら来年は何かできるといいなと思っています。
ナイス!ぽち⭐️

2015/12/17 (Thu) 04:39 | EDIT | REPLY |   

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