猫十字《武蔵村山市の置き去り猫たちへ追加支援&TNRで取り出した未熟児への支援報告 2021.4〜6月》

にゃん太

「ネットDEにゃっ展」のサイトページが
やっと告知できるところまできましたっ!

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まだ作家50名+マルシェ8店の作品ページ作りが
半分もいってないので、これから残り時間との闘いをしながら
作成していきますっ!

でも、昨年とは違って、この準備期間中から
完成したページを見れるようにしたので
のんびりじっくり!1ヶ月かけて見てもらえたらと思いますっ!

1,000点の作品を一気に見るなんて・・無理だからにゃ。。あひゃひゃ。。

この展示期間も含めて楽しみながら当日を迎えて、
しっかりっ!狙ったお品をゲットしてくださいにゃぁ〜♪



さてっ!
支援報告記事が詰まってるので
サクサクと書いていきたいところですが。。

お渡し順番が前後しますことお許しください。
まずはこちらからっ!!

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insta_maru_20210108122518255.png東京都武蔵村山市の飼い主死亡により
置き去りにされた遺猫たちを受け入れた「チーム村山様」へ追加支援


「武蔵村山市の飼い主死亡により3週間放置された猫たち」を保護サポートしている「チーム村山」様へ追加支援しました。

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連日、支援物資は多くの方から届いているようなのですが
当初予定していたクラウドファンディングが
お世話に手がいっぱいで申請書類を作成することができないまま今に至っていることを聞き
追加でお渡ししました。


猫たちは、3,4年前からガスや電気がストップした家に居たことからも分かるように
栄養状態が良く無いばかりか、非常に劣悪な環境下で、近親交配で増えた仔たちだった・・
さらには3週間の放置によって、保護時、飢餓状態で衰弱している猫もいた。


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※写真はチーム村山様からお借りしています


この普通じゃない健康状態の猫たちの体調を回復させるため、医療費も多くかかっていて
保護後、協力獣医の下で手を尽くすも亡くなった猫もいる・・・。

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※写真はチーム村山様からお借りしています


腎不全末期の猫もいたり、看取りも覚悟でのケアになり
譲渡できる仔であっても、そこに至るまで・・
医療費は今後も継続的にかかっていく事は必至です。

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※写真はチーム村山様からお借りしています


チーム村山のみなさまは、普段はTNRを中心に活動する個人レベルの方々が
今回のことで協力することになったチームで
団体でもなく、大きな支援を普段受けてきた方々ではありません。


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※写真はチーム村山様からお借りしています


仕事をしながらお世話。。

そのお世話は通常の保護とは違い
家の中で飼われていたにも関わらず厳しい状況下にいた猫たちへの
心のケアも必要。


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※写真はチーム村山様からお借りしています


譲渡まで長くかかる可能性があると思うけれど
この救い出された猫たちは・・
二度とツライ思いを味わうことはない。。


チーム村山のみなさま。。
本当にごくろうさまです。。


insta_maru_20210108122518255_20210330120648635.png地元ボランティア4つのメンバー「チーム村山」
19頭が保護され、そのうち17頭のお世話をしてきたチーム村山さんですが
その後、茶太郎くんを看取り、さらに2頭は他の団体さんに引き継がれ、現在は14頭のお世話をされています。

■「立川地域猫の会」メンバー2名
 「砂川猫」 メンバー2名
「福生ネコサポ」 メンバー数名:会計管理
「武蔵村山TNR地域猫の会」メンバー2名:口座窓口





なお、この事件の詳細は・・
新聞や雑誌の取材によっても明らかになっています。

特に「デイリー新潮」の記事は、かなり詳細に書かれています。




3週間も放置し、すぐに立ち入り保護をしなかった行政の対応も問題ですが
行政が動かざるを得ない状況にするための法整備が
何より重要です!

そのためにも、杉本彩さん代表のEvaも、すぐに動いて議員へも働きかけをしています。
普段から彩さんの活動は、みんなを牽引してくれて
とても心強く、頑張って欲しいと強く思います。



そのEvaの活動はSNS上からも見ることができます。
(twから抜粋・・)
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そんなEvaへの応援ともなる、Evaの活動を支援するEvaグッズ
来月開催する「ネットDEにゃっ展」でも販売します。


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一部、書籍もありますので、ぜひっ!この機会に手にしてもらえたらと思いますっっ!


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あっっ!
もちろんっ!
我々は応援するために販売するので
売り上げ全額をそのままお渡ししますっ!

仮にカード決済手続きの場合であっても
手数料は引かずこちらで負担するので
気になるお品は、Evaの活動応援のためにも一緒にゲットだにゃぁ〜♪

そして、にゃっ展作家のお品と同梱でお届けできますので
送料もお得だにゃぁ〜〜!

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insta_maru_20210108122518255.pngTNR1頭の費用及び取り出した未熟児たちへの支援


昨年、地元宮城で10頭分のTNRの支援を行いました。

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この時の塩竈市の公園猫たち8頭分」のTNRでは、
本当はあと2頭捕獲したかった雌猫がいました。

しかし、この時捕獲ができずにそのままになり・・
捕獲出来た時には、追加費用を出すことは伝えていました。


その2頭の捕獲を再トライするうち
1頭がようやく捕まり、手術したのが4月27日

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■猫十字1番の明細より↓
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■県の助成金12,000円が後で振り込まれる形で
猫十字からの捻出金は18,852円
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この時、手術した雌猫は、シラミが全身にびっしり付着していて、
オペするのもやっかいな状態でした。

さらに、貧血がひどくて、すぐにリリースするのは危険だと判断され
10日ほど養生させた方がいいとのアドバイスを受けHさんが預かった。


そこで、この猫のご飯代1,808円も負担し
さらには、公園猫に皮膚疾患が万延していたことから
その薬代2,750円も捻出しました。
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その数日後・・
このオペをした動物病院へ別件で行った際に・・

獣医から「堕胎した仔たち 助けちゃったのよ。」っと・・


えっ???
えぇ〜〜〜〜っっ!



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このオペした雌猫は、お腹に仔どもが居たことは分かっていた事だった・・

公園猫を世話するHさんも保護猫たちを抱えていて
この子どもを育てることは無理だったため、可哀想だけど堕胎させるつもりで
獣医にもそう伝えていたそうです。




その堕胎させるはずだった仔ねこたちを??



【獣医】「まぁ・・なんとか生きれるかもしれないギリギリだったけどね・・
看護士Kが助けたい!自分が世話するって言ったから・・助けちゃったのよ。。」


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そうして通常のTNRでは行わない
母猫の血液検査も行ったところ(費用は病院負担)
Wキャリアだった。。

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母猫は白血病を発症していなかったが
仔ねこ5匹たちも、ほぼWキャリアとなる。

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そのリスクを、もちろん理解した上で・・助けたのだ。



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オペに立ち合ったこの動物看護士Kさんが自分が育てると宣言したため
その後、寝る間も惜しんで、仕事をしながらお世話を始めました。

もちろん!勤務先は動物病院!
子連れ出勤にゃっ!
そして愛車のバイク通勤なのでリュックに優しく入れて背負って。。
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病院内ではICU部屋で看護、獣医も常にいる状態で
万全の体勢であることは間違いはにゃいっ!!

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取り出された時の体重、わずか70g弱...

通常産まれる時の体重は100g・・

このわずか「30g」の差が生き残るためにはとてもとても大きな壁でした。


さらに母猫の健康状態が悪かったこともあって 生きる厳しさはさらに高まる。


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そして、残念ながら必死の世話の甲斐なく・・
3匹は命を落としてしまいましたが


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取り出されてから1ヶ月が経過した現在・・
生命力を振り絞って、2匹はがんばって育っています。

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その日々の成長については、
Kさんから報告が毎日届くので

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Kさんには、以前「にゃっ展」を手伝ってもらった事があります。
その時はまだ学生で、獣医を目指して勉強してた頃。。

その後、学校を卒業し、この動物病院に勤めたばかりで
まだまだ若い彼女。。

保護猫5匹と暮らす猫族さん!


もうこれ以上、家では飼うことが難しいから いずれはこの猫たちは譲渡する予定。

そこで・・
無事に育った暁には、譲渡のお手伝いをする約束をしている。

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そんなKさんは仕事しながら・・
体調が不安定で厳しい状態の未熟児のため
常に神経を張っていなければならず、
2時間おきのミルクも寝不足になりながらやっていた。

それをたまたま話した友人が手助けしたいと申し出てくれて
ミルクボランティアを引き受けてくれることになった!

そして5月10日からこの友人宅にいる。

あと2〜3週間すれば離乳できるはずなので
そうしたら、またKさんのところに戻りますっ!

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この一度、乗りかかったカワイイ小舟。。

我々としては、この仔達の成長のためのご飯代を猫十字から負担する事を決めました。


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このイレギュラーな支援を猫十字から捻出することは
はたして、みんなが納得してくれるか。。

正直・・悩みました。。


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動物看護士になったばかりの若いKさん

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多くのTNRで堕胎した小さな命たちは
助けたくても 助けられない事情が存在する


もしも、今回の手術の時に・・
諦めたとしても、誰からも責められることはない命だっただろう


しょうがない。。全ての命を助けることは不可能だから。。

そしてWキャリアはリスクも高い。。

ツライけど、胸を痛めながら線を引かないと、やっていけない保護活動の現状がある。


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でも、目の前の か細い命を どうしても救いたかったKさんの優しさ...
バックアップする獣医の優しさで
生きる道を歩き始めたこの小さな命たちを


サポートしたい。。


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Wキャリアの母猫から産まれた猫たちは
譲渡の難しさがあるのは覚悟しなければならない。


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実は・・堕胎手術から数日後に・・
仔ねこたちを助けたことを獣医から聞かされた際・・

「今後10年間、この猫たちがキャリアが原因で施した医療は無償でする」とつぶやいた時に

思わず「我らにできる精一杯で、譲渡のサポートしますっ!」と言っちゃったのだった。。ははは

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こんな獣医がいてくれること。。
本当にありがたい。。

この言葉から、関わることになった今回の件。。

しっかりと、この仔たちの未来を繋ぐ手伝いを全力でしたい。


今日までに2缶分1,587円×2缶=3,174円のミルク代をお渡ししました。
ご飯代は今後も継続して猫十字から捻出することをお許しください。

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「ネットDEにゃっ展」も差し迫ってきてかなり焦りもありますが・・
書かねばならない支援報告記事が・・まだ3件あります。

急ぎ書いて 肩の荷を下ろしたい。。ははは。。




っっと・・
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にゃんとぉ〜〜!

まさにっ!ホヤホヤ情報で
今日 6/4、このチビーズの血液検査を行ったそうで

にゃにゃんとっ!
白血病が陰性だったのだぁ〜っ!!

母子感染してなかった。。

よかった。。

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2010年からトータル:¥11,403,652
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Posted byにゃん太

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