ネットDEチャリティコンサート IN ネットDEにゃっ展2021
今年のにゃっ展を「ネットDEにゃっ展」としてWEB上で開催すると宣言して
早くも・・早すぎるじょ2ヶ月以上が経ってしまったっ!
チャリティにゃんにゃんBOXの提供のお品も届き始めていて
にゃっ展モードに突入しておりますにゃん太家でごじゃる。
やっと、出展作家さんも50名決まって
マルシェコーナーも8ショップ
只今、旦那ちゃまが「にゃっ展サイト」を作成中にゃので・・
近日中にまずは出展作家を発表できると思います。
そして、すでに作家DATAが届き
1,000ページあまりの作成に突入してますっ!
今年もページ作成を手伝ってくれるのは
モカラテ隊と新たにfukko姐さんも参戦っ!
初めてページ作成に挑戦中のfukko姐さんは美容師。。
仕事(カラー)の合間も使って、鼻息粗くやりまくりっっ!あひゃひゃ。。
モカラテ隊のkayさんは、昨年のお手伝い以降もずっと、
にゃん太通販のページ作成も手伝ってくれてたから
もうぅ〜今ではプロ級ぅ〜っ!あひゃひゃ。。
もりよさん、らてままさんも・・仕事しながらで本当にありがたい。。
心強いみんにゃに支えられ今年もなんとかやれそうですっ!
そうそう!チラシもやっとこっっ!
旦那ちゃま完成させて入稿したっ!
A3 2つ折りのタイプ・・
これを配布・掲示する「宣伝マン」をやってもいいぞぉ〜〜っ!!っという方がおりましたら
ぜひともっっっ!!
ご連絡をお待ちしておりますっっ!!
※連絡メールアドレス:shop@nasuweb.com
もう宣伝期間が1ヶ月しかにゃくて・・焦るところではあります。。
なにとぞっ!
数枚でもいいのでチラシ配布のご協力よろしくにゃのだぁ〜っ!
(クロネコDM便だと80円で安く送れるからぁ〜!気兼ねなくっ!じゃんじゃんっ!)
さて・・
今回は「ネットDEにゃっ展」で開催するチャリティコンサートについてお伝えですっ!
(この記事を書き始めてから20日が経ってた・・あひゃひゃ)
2014年から毎年開催している「にゃっ展」は
7回目となる昨年、本来は宮城県七ヶ浜町の「七ヶ浜国際村」を全館貸し切って開催する予定でした。
ここのホールを使ってチャリティコンサートを行う予定で準備していたことは

演奏してくれる東京の「元呑千香子さん」(ちかたん)には、このホールへ一度来てもらって実際にピアノも触ってもらっています。
そして、奇跡のような猫縁が繋がって
ヴァイオリニストの日本フィルの九鬼明子さんとの共演という楽しみすぎるコンサートを予定してました。
チラシもほぼ完成していたのです。。
それにゃのに・・またまた2年連続延期。。
悔しい気持ちと共に、
演奏者を振り回す状況になって 本当に心苦しく申し訳にゃい。
それでも、おふたりは快く、来年でも出演するよ!と言ってくれて
とてもありがたかった。。
来年こそは、このホールへみんなに来てもらって開催するぞっ!!
ふたりの演奏を生で聴いてもらいたい。。
そう強く願っていますが・・
今年のネットDEにゃっ展で
この演奏会のボリュームを少し落として
ネットで配信して開催できないか?
なんとかならんか?
そう思い立ち、演奏者のお二人に相談すると・・
快くOKをいただき、実際に演奏する予定の「国際村ホール」で収録し
配信することになったのですっ!
そうして収録日をいつにするか・・などなど日程を組もうとしていた3月1日・・
突然っ!
ヴァイオリニストの九鬼さんのお家のふくちゃんが
「FIPが確定してしまった」との知らせを受け・・
あまりのことに心臓がストップするほど言葉を失いました。
ちょうどこの頃、にゃん太通販で、chatmi家の「だいず君FIP治療費支援」を行っていた時で
不治の病FIP治療の大変さを知った後だっただけに・・
ふくちゃんのFIPの宣告は心に突き刺さり
とてもとてもショックで間違いであってほしい・・と何度思ったことか。。
九鬼さんの崩れ落ちそうな気持ちを思うと
苦しかった。
ふくちゃんと鈴之助くんは。。
2014年4月24日生まれ
保護猫出身の兄妹猫で今年で7歳
FIPは1歳未満の仔猫に多いとされていた。
しかし10歳だっただいず君もそうであったように
ふくちゃんもこの年齢で発症するなんて・・
九鬼さんの衝撃は計り知れないものでした。
すぐに、連絡をして状況を聞きました。
そして、chatmiさんに力になってあげて欲しいと頼むと・・
だいず君の治療で培った知識や経験を九鬼さんへ出来る限りを尽くして伝えてくれた。
九鬼さんはその話をしっかり頭に詰め込み
さらに動物病院にも相談し、自身でも治療方法を調べまくって・・
ふくちゃんにできる治療を検討しました。
どの治療方法にするかを決めるまでも、本当に苦しんだ九鬼さん。。
しかし悩むことに時間もかけられない状況下で
さらには同時に起きてしまったお母様の病気も抱える中で
様々なことに押しつぶされそうになりながらも
ふくちゃんを失いたくないっ!
その一心で立ち向かっていきました。
日本の獣医でFIPならここ・・っという病院へも行きました
本当に本当に必死に「ふくを失いたくない!」
その強い一念でかけずり回ってあらゆる治療法を調べあげて、
勇気をふるって決断し治療をスタートしました。
しかし・・
それから一ヶ月半ほどが経った 4月15日朝早く
九鬼さんからの着信に
慌てて出ると・・
泣きじゃくりながら
「ふくが・・ふくが逝っちゃった」と・・
電話口で泣き崩れる九鬼さんと、
ただ一緒に泣き崩れていた。
もう・・なんで・・神様はこんなにも残酷なのか・・と
慰める言葉を見つけることができずに
ただただ、一緒に泣き、たくさん話しを聞くことしかできなかった。。
その時に・・
ふくちゃんの奇跡のようなお話しも聞きました。
ふくちゃんは兄弟の鈴之助くんと九鬼さん家で暮らしていました。
兄妹猫が一緒に暮らす事は珍しくないです。
そして仲良し兄弟が一緒に譲渡されるのは、保護主と里親の両者にとってもとても理想的!
でも・・
ふくちゃん達は初めはそうじゃなかった。。
このふたりが一緒に暮らすことになった裏には
九鬼さんの熱い想いと奇跡のような出来事がありました。
ふくちゃんは茨城の空き家の納屋で産まれた5匹のうちの1匹で
保護主さんのところには、母猫が今も居ます。
この保護主から保護団体「CAPIN」へと引き継がれ、
5匹はシェルターで育ちました。
このCAPINさんでは、1頭でも多くの譲渡へ繋げるために
東京の預かりさんなどへ託して里親を探す方法もとっていました。
そこで、ちょうどふくちゃんを含む5兄妹のうち3姉妹がピックアップされ9月に移動。
この時・・鈴之助くんはたまたま隔離治療中だったためシェルターに残され、
翌年の5月まで、ご縁が見つからずにシェルターにいました。
九鬼さんは里親募集していた東京の預かりさんから
ふくちゃんを見初めて迎えましたが・・
その後、生い立ちを知りたいと願い
ネットを駆使して、そのルーツを辿りました。
そして、CAPINさんが預かっている沢山の保護猫の中から・・
鈴之助くんの事が書かれていたブログを発見っ!
それから見守る日々が始まりました。
鈴之助くんは、なぜか?譲渡会に参加してもなかなか決まらず・・
トライアルまで行くも2度も出戻り・・
その様子を見る度に・・九鬼さんの中で「兄妹を再会させてあげたい」という思いが募っていき
とうとう・・ふくちゃんを迎えてから7ヶ月後にシェルターに問い合わせて迎える事になって、
ふたりは再会をはたしたのです。
【九鬼さんのお話しの抜粋】
「思えば、半年前にふくが我が家にやって来て、その可愛さに、ルーツをストーカーのように探し始めたのがきっかけでした。
ふくはCAPINさんに保護されていたことと三姉妹であることしか知らなかったのですが、ブログをさかのぼり、記事を探しました。すると、ふくには男の子の兄弟もいることがわかり、気になってたびたびブログを拝見するように。
その頃、ネコ初心者の私は、1匹でしか飼う自信がなかったのですが、だんだん、ふくにとって2匹のほうがいいのではと考えるようになりました。
2匹目も当初は女の子と思ったりしていたのですが、ご縁とは不思議なものですね。
一度離ればなれになった兄妹を再会させてあげたいと強く思うようになり、お問い合わせさせていただきました。」
実は・・九鬼さんと同様に、この兄妹たちの行く末を気にかけていた人が他にもいました。
それは、保護主さん。。
鈴之助くんが最後まで居残ってることに胸を痛めていたのです。
それがやっと里親が決まったことをCAPINさんのブログで知り、ホッとしたと同時に
その後のふく鈴ちゃんたちがどうしているのかも知りたくなってSNS上で探し始めました。
そうして・・必死に探し続けた結果・・
譲渡からなんと2年後に、たまたま九鬼さんがふくちゃん達の事を発信するために初めたインスタを見つけ出して、コンタクトしてきたのでした!
九鬼さんは保護主さんから直接、母猫のことや・・
ふく鈴の異母姉妹を自宅で飼っていること(母娘がキャリアで、ふく鈴たちを飼えなかったこと)などを聞き、さらには!母猫はっちゃんに会いにも行ったそうですっっ!
こうして、ふくちゃんを迎えてから7ヶ月後に、一度は離ればなれになったふたりが再会をはたし、
一緒に暮らすようになったことも奇跡的な話ですが・・
この「ふく鈴物語」から、改めて感じたのは・・
全ての保護猫には大切なストーリーがあるということ。。
あまりに沢山の「保護猫」がいる今の現状だと
「保護猫」という言葉でくくってしまいがちだけど
その・・1ニャン1ニャンに物語がある。
ちゃんと生い立ちがあって・・
その命に関わった方の想いがあって・・
見守ってる人もいて・・
家族として迎えた里親にとっては「唯一無二の存在」であること、
保護主にとっても「家族にできなくてごめんね、幸せになって欲しい」の想いもあって・・
そんな、沢山の方々が気持ちをかけて幸せを掴み、輝いた猫生を送る猫たちは
どの仔も奇跡の猫なんだと思います。
その奇跡の猫生を歩めずに、亡くなる命がなんと多いことか。。
それを減らしたくて、どれだけ多くの人が
胸を痛めながら保護譲渡活動を行っているか。。
日本が殺処分ゼロの国になる道は、
まだ遠い道のりかもしれないけれど
こうした奇跡の猫が、ラッキーな猫なのではなく
どの猫にも当たり前になること・・
それを九鬼さんの「ふく鈴物語」からも
また強く願う気持ちで、自分たちも次へ繋げていかなければと思いました。
ふくちゃんは、沢山の方々に想われた
本当に幸せな猫だった。。
九鬼さん、保護主さん、CAPINさんたちの
優しい想い、温かい眼差しを受けた7年はとても幸せに満ちていた時間だったよね。
だけど・・
7歳という年齢は 短すぎる。。
どう、自身を納得させようとも・・
九鬼さんの悲しみは何度も何度も沸き上がって 泣きはらす日々。
写真を撮ると必ず鈴之助くんがくっついていて
ひとりで写ってる写真がほとんどないくらい
ふたりは仲良しさんだった。
辛すぎる。
悲しすぎる。。
我が家のにゃん太母とタマ娘もそうであったように。。
仲が良すぎて常にくっついてるふたりが
ひとりになった時。。
残された方は 探しまわり 鳴いて求めて探す・・
その姿を見るこっちだって 求めて泣き叫けんでるんだから
さらに切なくて ツラさが増す。。
ふくちゃんを失った九鬼さんの絶望感が痛いほどに分かるだけに。。ツラカッタ。。
鈴之助くんと 支え合い
鈴之助くんを守り抜く気持ちをもつことで
九鬼さん自身も 守られますように。。
ふくちゃん!
天国からふたりを 優しく見守ってにゃっ!
ピアニストのちかたんも
もちろん。。ふくちゃんの事に胸を痛めてた。
ちかたんも1年と8ヶ月前にレオ君を失っていて
その苦しい想いは一緒。。
ふくちゃんの回復を心底願って、いつも心を重ねていた。
FIPと分かった時点で、ちかたんとも相談し、今回のチャリティコンサートは
九鬼さんにはムリをさせられないと・・
出なくていいからねっ!っと九鬼さんへ伝えていた。
そのため・・
ちかたんのソロコンサートというプログラムも検討しました。
ちかたんは・・
東京音大を卒業後、フランスへ留学し、パリでも多くのコンサートに出演、
ヨーロッパのコンクールで1位となったり・・
その実力は折り紙付きなのは、前にもお伝えしてますが・・
現在、自身のピアノ教室で教えながら
同時に、さらに研鑽を重ねて自身の演奏を高めるため演奏活動も続けています。
そんな彼女ですから、ソロコンサートはむろん やっていただく事はできるわけで・・
一人でも弾くよ!っとも言ってくれてました。
しかし、にゃっ展の犬猫のためのチャリティコンサートとして見た時に
演奏者が独りじゃない方がいいのではないか・・っとも考えてくれて
ちかたんの素晴らしい人脈の中で、犬猫への愛を共有でき、出演を快く受けてくれるような方を探してくれました。
そうしてちかたんから・・
「にゃん太さん!ヴィオラはどうかな? 大学の同級生でもしかしたら弾いてくれそうな方がいるんだけど・・声かけてみる?」
「ぜひぜひっっ!お願いしてみてぇ〜〜っ!」
っとなり・・
そこから トントン、トォ〜ンっと話が一気に進んだっ!
ヴィオラという楽器は、オーケストラの楽器としては知っていたとしても
なかなか、単独で聴く機会は少ない。。
ヴァイオリンとチェロは聴いたことがあっても・・
その間の音域のヴィオラは、聴いた事ない人が多いのではないかなぁ。。
実は昔、ちょこっと触ったことあるので
派手じゃないヴィオラの良さを伝えることは意外に難しいと感じてました。
包み込むような居心地のいい中音域の響きは
弾き手が穏やかで包容力がなければ表現できないだろうなぁ。。っとも。。
そんなヴィオラの深い良さを今回みんなに味わってもらえることになるなんてっ!
出演いただけることになったのは・・
武本秀美さん
飾らないその笑顔の写真をいただいた時には
あぁ・・きっと、演奏もこの笑顔のまんまなんだろうなぁ。。っと思ってしまった。。
■武本さんの演奏動画「バルトーク ヴィオラ協奏曲」
指揮者:David Hayes / オケ:Mannes Orchestra
■東京音楽大学を卒業後 渡米。ニューヨーク マネス音楽大学大学院へ。修士課程 及びプロフェッショナル・スタディ・ディプロマ修了。Associated Music Teachers Award を受賞し卒業。
■オライオン弦楽四重奏室内楽コンクール第1位。マネス・コンチェルト・コンペティション第1位
■ニューヨーク、東京においてリサイタルを行う
■NHK交響楽団などオーケストラ、また数多くの室内楽シリーズに出演
武本さんは確かな実力と輝かしい経歴をもちながらも
とても気さくで、話しやすい柔らかな人柄。。っというのが最初話した時の印象だった。
そんな!武本さんも、保護猫のちゃちゃちゃんと暮らす猫族!
にゃはは。。
毎晩、枕を取り合いしているそうで・・
「朝目覚めると、枕の闘いに負けて自分が場外に投げ出されていて
枕上にはどっかり座る毛むくじゃらが居るという。。ははは。。
まさに!
幸せの敗北感です(笑)」
っというメールに、あぁ・・共感しすぎる みにゃ一緒だ。。
今回、新たに武本さんとのご縁が繋がって
ネット上だけど演奏会を開けることになりました。
絶対!!猫愛たっぷりなチャリティコンサートになること間違いにゃいですっ!
みにゃさんっ!!
ネット配信だからどこからでも聴けますからっ!!
ネットDEにゃっ展 〜ネットDEチャリティコンサート〜 を
ぜひ見てくださぁ〜い!
なお、チャリティコンサートと銘打ってるわけなので
どうやって課金してもらうか。。
課金ができるサイトでの配信も検討しましたが
契約に費用がかかるということもあって今回は断念。。
そこで「You Tube」で期間限定配信をして
にゃっ展サイトのお買い物カート上で1口500円で寄付を募ります。
↓こんな感じの画面
期間中に動画配信をちょこっとでも見ちゃったっ!って方は
正直に・・カートから購入してくださぁ〜〜いっ! にゃはは。。
みんにゃの良心を信じてますにょで。。
きっと・・にゃっ展へアクセスしてくれる方は 優しい人ばっかりだからにゃぁ〜っ!
あひゃひゃ。。
あっ!!!
購入は・・演奏を聴く前でも後でも!
そして、1口じゃなくて何口でもいいにょだっ!
みんなのお財布事情や、演奏を聴いて良かったよぉ〜〜!
とか。。
みんなの気持ちのままに。。
なお、この収益から撮影場所のホール代と調律代と演奏者の交通費・・を捻出できればいいけれど
それを引いたら ちょっと寄付額が少ないにゃ。。っという時には
猫十字3番の「にゃん太通販の活動支援」から経費は捻出するので
ある程度しっかりした支援金にしますっ!!
演奏者のおふたりには収録場所の「七ヶ浜国際村ホール」へ来て演奏してもらいますが・・
その日は・・6月16日に決定!
もしも、会場で収録を直接聴きたいという方はご連絡ください。
577席あるので、十分すぎるほどの ソーシャルディスタンスっっ!
ホールを独り占め気分で 贅沢に演奏を聴けるよぉ〜!
おかまいは出来ませんが・・あひゃひゃ。。

★演奏曲目などは、にゃっ展サイト公開の際に(6/1を予定)
チャリティコンサートのページにてお伝えします。