にゃっ展2022チャリティコンサートは収録配信へ変更
本題に入る前に・・
まずは・・
あらためて、にゃっ展2022を中止することになってしまったこと
たくさんの方々へ落胆とご迷惑をおかけしてしまいました。
まずは・・
あらためて、にゃっ展2022を中止することになってしまったこと
たくさんの方々へ落胆とご迷惑をおかけしてしまいました。
本当にごめんにゃさい。。

発表して10日が経ちましたが
本当に。。涙が出るほどに

発表して10日が経ちましたが
関係各所へは発表前に直接お電話を中心に説明とお詫びをしました。
この決定を決めたからには
誠心誠意、伝えること。。
それが伝わらないこともあるだろう。
でも精一杯・・それをしなければっ!っと・・やり始めた時に
今まで味わったことのない 体の変調が突然起きました。
まずい・・
足から腰、背中にかけて 激痛が走り、座れなくなるほどだった。
漢方薬を飲みまくり、ツボ押しグッズで押しまくり
今は絶対倒れるわけにはいかないっっ!
中止を発表した後も、あちこちへ連絡を取りながら
精神が普通じゃない追い詰められるような重圧の中にいた。
出展者の方々
スポンサー・サポーターの方々
チラシ設置施設
チラシを撒いてくれたたくさんの人たち
コンサートチケット購入者のみなさま
遠くから行くよ!っと言ってくれてた方々
そんなみなさんへお伝えすると・・
「とても残念」
「楽しみにしてたんだよ」
「また やって欲しい」
本当に。。涙が出るほどに
たくさんの励ましやエールをいただいた。
そんな一つ一つのメールやお電話に
追い詰められてた精神が
少しずつ溶け始め、体の痛みも 徐々に取れていった。。
一度、壊れた体が また生き始めたようだった
今回の経験で、たくさんの人の優しさをいっぱいいただき
自分の甘さも含めたいろんなことを知ることができた。
そしてとても多く宮城の方が楽しみにしていたこともわかった。
ポスターを貼ってもらった 近所の肉屋さん
「母と行こうと思ってたのぉ〜 えぇ〜〜残念」
隣市の動物病院でも
「にゃっ展残念だったわね・・」が 挨拶のように会話に出てたそうだ。
チラシ設置の仙台のお蕎麦屋さん
「あっ!またにゃっ展やるんだ!」っとにゃっ展を知っているお客様が多かったよ!
など、こんなに 周知されていたことを
知る機会がこれまでなかったから
びっくりだった。
ありがたかったし。。本当に。。嬉しかった。
そして、マルシェ出店者のみなさまは
今回初めましての方が多かったのに
「また 声かけてね! がんばってっ!」
「肉球のお弁当箱仕入れちゃったけど、大丈夫!来年まで取っておくからっ!」
そんな声を、あちこちから聞くことができて
ありがたくて。。
このまま・・もう二度とやらない というわけにはいかない
宮城でやらなきゃ。。
そう思った。。
こんな中止という許されない決断をした限りは、もう無理かもしれないと
思う瞬間もあったから
みんなの優しさ
たくさんの励まし
ボランティアスタッフも..
ネットdeにゃっ展 よっしゃっっ!!手伝うよっ!
やること指示して 待ってるからっ!
と言ってくれて。。
本来は、我ら夫婦で主催してやれる規模ではない イベントにしてしまったことで
迷惑をかけた部分も多々あったはず。
会場が魅力的で大きかったため
これもできる!
あれもしたいっ!
せっかくだから これもっ!
っと夢が広がり、ボリュームを大きくしてしまった。
その状況での中止だったから
その打撃も大きかったし、
もしかしたら規模が小さかったら開催できたのかもしれない。
それを きっと みんなも 思ってると思う。
それでも、こんなにたくさんいただいた エールは
消えそうになった「にゃっ展」が・・
あちこちから 息を吹きかけてもらって 再び灯った。。
来年は どこでやれるか。。
まだわからない。
でも、必ず やらなきゃ。。
蘇らせてもらった このご恩は 絶対に 恩返ししなきゃ。。
ほんっとに。。みにゃさま。。
ありがとにゃぁ〜〜っっ!!!
前置き長しでございましたが。。
本題ですっ!
チャリティコンサートに出演予定だった
演奏者の方々へも直接、お電話にて中止をお伝えしました。
何ヶ月も前から練習し準備をしてきて 1ヶ月前の中止
それは、どれだけショックだったかと
仮に中止が致し方ない理由だったとしても
そのショックは計り知れない。
それでも、収録配信へ変更をお願いしても
みんな承諾してくれた。
そして、時間も無いため
すぐに打ち合わせに入った。
自分としては、予定してた全プログラム配信でもいいと思ったけれど
配信の場合には、全曲やるのは見る人には長すぎるという演奏者全員の一致した考えを聞き
コンパクトにすることになった。
そしてその曲を決める段階になり
ちかこさんと、武本さんがある提案をしてくれた。。
「今回は伊藤さんだけでいこう!」
えっ??
「3人が弾くということで、2日かけて収録をすると・・
経費がかかりすぎる。
ホール代、ピアノ代、調律代、交通費っと、全て倍かかって・・
それだと、チャリティ額が減る。
それは私たちにとって本意じゃない。
去年私たちは収録して、そして今も配信で見れる状態だし!
今年は初めて参加の伊藤さんだけで行った方がいいと思う。」
えっ・・
でも・・
昨年も実際は、チャリティ額を最低でも10〜15万にはしたかったから
全ての経費をコンサート課金から捻出せずに
それは今年もそのつもりだし
それでも不足分は、中止の決断をした我々が負担すべきもの。
それに・・なによりっ!
ふたりの演奏をまた聞きたいって思ってる人がいるのだから
3人の演奏でいきたい。。
そう伝えるも、
ふたりの決意は固く、
演奏する意義とチャリティへの気持ちは揺らがなかった。
でも、ここまで練習してきたふたりに・・
中止の決断によって、収録へ変更となり
さらには弾かないという結果へなってしまったこと
本当に、本当に。。申し訳なく、
何度謝っても 足りないほどで、言葉を失うばかり・・
自分の甘さをあらためて、痛感した。
今は、ふたりの優しさと想いに感謝して
「伊藤さんの演奏楽しみにしてるねっ!」
ふたりのその言葉を胸において
伊藤さんの収録に全力を注ぐしかない。
伊藤さんについては以前にもお伝えしましたが・・
とっても幅が広い音楽家です。
ピアノ演奏の他にも、指揮もするし、朗読に合わせた即興演奏や、
自身のYouTubeチャンネルでは、分かりやすい解説でピアノのテクニックなどを伝授したり・・・
今回、急遽、一人で演奏することが決まった直後に・・
伊藤さんから「今思いついたんだけど、広島からの旅も含めた内容にしたらどうかな?」
っと、嬉しい提案があったっ!
伊藤さんは、自身のYouTubeでは、
真面目くさって教える!ではなく、
◯と□のメガネをかけて撮影したり
楽しませる!和ませるということも考えてやっている人だと思って見ていた。
これは、旦那ちゃまとコラボったら
きっと楽しい配信になる予感がして・・
すぐ旦那ちゃまへ伝えると・・即座にっ!
「◯◯のイメージでいきたいっ!
こういう映像も欲しいなっ!
あれも欲しいなっ!
撮ってもらえるかな。。」
それなら直接話してみたら?
で・・
次の日には・・
そのイメージを直接伝え、
演奏はもちろんしっかり聞いてもらいながらも、
それ以外の要素もふんだんに入れて
伊藤さんという一人の音楽家が伝わるような映像にするぞっ!
みんなに楽しんでもらえる配信にするっ!
っとモチベーションが上がった旦那ちゃまでした。
きっと、良き動画になるのではと思いますっっ!
なお、収録は当初、聴きたい人はどうぞ・・っと考えていました。
昨年もそう言ってみたけど、身近な方ばかり数名が聴くという状況だったから
多くの方が聞くということにはなりにくいとは思っていた。
実はひとつ危惧していることがあって・・
今の国際村のピアノは いつもと状態が違っていて
つい最近、弦の全張替え、ハンマーも全交換をしているため
狂いやすく不安定な状態になるだろうと予想されます。
そのため、昨年は調律師は最初だけお願いしていたが
今回は、収録最後まで立ち会ってもらうことにしました。
狂い始めたら、調整。。
その状況での収録になるため、
タイムスケジュールが予測できず
今回は聴衆はうちの子クッションたちだけにします。
300わんにゃんたちが この収録を見守り
じっくり味わいます。
でも、クッションたちと聴きたいと思っていた方には
申し訳ないです。。
今回は、予定が次々と、変更ばかり。。
それを伝える度に・・
心重くなります・・
それでも、応援し続けてくれるみんにゃに・・
感謝をいっぱいこめて。。
不備ばかりですが、
今はネットdeにゃっ展を楽しんでもらえるように 全力を傾けたいと思います。
【ピアニスト 伊藤憲孝】WEBサイト:noritakaito.com/
■アムステルダム音楽院卒
■ベルリン"ハンス・アイスラー”音楽大学卒
■欧州、米国のピアノコンクール受賞
■福山平成大学教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師
■イタリアでの18th Citta di Valentino International Competitionで第1位を受賞。国内主要都市をはじめ、アメリカ、欧州、アジアなど世界各国で演奏を行なっている。ローマではメディチ荘にて「酒井健治ピアノ作品全曲演奏会」を行い、その活動はThe New York Timesでも取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団との共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラとメンバーの共演を行なっている。